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次はどういうことについて書こうかなー、といろいろ考えていたら、まさに今日自分の不注意のために大変な状況に陥りかけて軽くパニックになったので…
そのことについて書いておこうと思います。

私は前職場でストレスから適応障害になり、療養中のため今は健保から出る傷病手当というのを受給しています。
今考えたらこの適応障害も、原因をいろいろ思い浮かべるとADHDの二次障害と呼べるものなんじゃないか…と思うんですが。

この傷病手当をもらっている間は、退職後も失業保険はもらえません。傷病手当が終わって働ける状態になり、「求職活動始めます」となった時点で失業保険がもらえることとなります。

その点は、理解していたんです。

ただ、そのために必要な手続きの書類は、なんだか複雑なことが書いてあったためうっかり放置してしまいました。
傷病手当が切れる時になってから手続きすればいいんだろうな、と勝手に思っていたのです。
退職してすぐはかなり体調も良くなかったので、書類を読み込むような元気がなかったのもあります。

それからしばらくして、もう少し詳しく見てみたところ、失業保険の受給期限は1年で、病気などのために失業保険を受けるのが遅れる場合は期間延長の申請が必要、ということがわかりました。

しかし、この時点でまだ私がわかっていなかったことは、この延長申請は退職してから1ヶ月働けない期間が続いた後、その後の30日間に申請しなくてはいけないということ。
そして、「受給期限が1年間」というのは、受給の申請の期限が1年以内というのではなくて、1年以内にもらい終わってください、ということだということでした。
そのことに気づいたのは、つい1~2週間ほど前。退職してから11ヵ月ほど経つという時です。

これはもうもらえないものだな、と一度は覚悟したのですが、一応、確認だけハローワークに行ってみようと思いました。
しかし気が進みません。どうせもらえないものを、ダメだと確認しにいくなんて。ハローワークのある駅に降り立った時でさえまだ行くか迷ってました。
しかし、行ってみたら、労務不能期間を今日から2ヶ月前の日にちから、と記入するという策をとってもらえ、なんとか延長申請ができたのでした。ハローワークの窓口の人は思っていたよりずっと親切でした…。

しかし、2ヶ月前の日にちから、退職した1年後の日にちまでとなると、私が規定通りだともらえる90日間分の失業保険が、ギリギリ全日分もらえるか、2、3日分減るかくらいのところだったみたいです。
考えてみるとすごいタイミングに行ったものです。

どうも私は、この「壊滅的ずぼら」のためにめちゃくちゃな事態になることは多いのですが、運なのかシックスセンスなのかで謎に乗り切れることがけっこうあります(笑)

そうなんです。こういうことは、一度や二度じゃないんです。

傷病手当の書類で、自分が書く欄の内容と病院の先生の記入内容がちょっとずれてしまっていたんですが、まあ自分が訂正すればいいか~と思ってたのに訂正しないまま提出してしまい、そのことで受給日が遅れて生活が危うくなりかけたり…

仕事をしてた時は出張先の宿の予約をなんとなーく先延ばしにしていたらけっこうギリギリの日付になってしまい、しかも出張先でちょうど地域行事のある時期だったので、気づいた頃には満室だらけになっていたり。その時はなんとか必死で探して、宿は見つけられたんですけど。
出張先で会う人が宿泊場所を用意してくれるという話だったけれど、それを詳しく確認していなくて、どこに泊まるのかとか、移動手段とかを全く把握しないまま現地に行ってしまったこともありました。超不安だったけれど、なんとかトラブルはなく済んだのですが。
あとは、友達と約束していた日に、鍵をしまった場所がわからなくなり、どうしても見つけられなくて外出出来ず、ドタキャンになってしまったこととかありました。後から、かばんのポケットに穴が開いていて表の布と裏地の間に入っていたのがわかったんですが、置く場所をちゃんと決めておくとか、しまった場所をきちんと記憶しておけば、わりと早めに見つかってドタキャンまではせずに済んだかもしれないんですよね;

どうしてそんな事態になるまで処理・対策していなかったんだろう…と自分でも思うのですが、自分の中で感じているのは、いくつかのものを抱えていると必ず一個はみ出して落ちるようなイメージです。
「ずぼら」というより、「うかつ」かもしれません。

病院の先生のアドバイスで「やることメモ」を取るようになり、最近ではメモ帳ではなくよく目に付くホワイトボードに書くようになって、だいぶやるべきことの把握ができてきたように思いますが、基本的なうかつさが治ったわけではありません。
気がつくとやることメモの隅に書いたまま書いてあるのに忘れている項目が…ということもあります。

うかつといえば、忘れ物・落とし物はとても多いです。
小さい頃から多くて、だんだん減ってきたとは思うのですが、気を抜くと出かけた先に財布&携帯を丸々置いてきた、なんていうこともいまだにあります…
落とし物も、ポケットに入れたつもりでそのまま床に落としてた…みたいなのがちょいちょいあるのですが、なぜか必ず戻ってきてる気がします^^; ホントにこれは、運なのかシックスセンスなのかw

この「運なのかシックスセンスなのか」の謎のトラブル回収でやっとこさ何とか生きてきたのですが、「なんでこんなことに」と涙目になることは割と頻繁にあります。

しかし、ADHDだと判明してからは、「ああ今は自分はパニックになっているんだな」「混乱してどれか一つ取りこぼしやすい状態になっているな」と把握できるようになったような気がします。
もし病名がつかない状態の人でも、日常で混乱して困ることが多かったら、「自分は特別この部分は苦手だから、訓練して慣れるんじゃなく特殊な対策を考えよう」と方向転換することで、いろいろ上手くいくってこともあるんじゃないでしょうか。
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ADHDの症状を、具体的に説明しようと思うとなかなかパッと出てこなかったり上手く話せなかったりするので、自分が今後うまく話せるようになるためと、知りたい誰かがいるかもしれないので一個ずつ振り返っていってみようと思いました。
これから同じタイトルでちょいちょい書いていこうと思っています。


まず私の場合、時間の計算がひどく下手、というのがたぶん、目下いちばん生活の中で困っていることです。

高校受験でも大学受験でも、時間配分というのがどうしても上手くできなくて苦労しました。
一つの問題で引っかかってしまうと、飛ばして先に進むことが出来ずに、あとから見たら簡単に解ける問題もあった後ろ半分の回答用紙が真っ白…ということがよくありました。

「難しい問題は飛ばして易しい問題から先に解きなさい」と母に繰り返し繰り返し言い聞かせられたのですが、「難しい問題」かどうかは、ある程度解いてみないと判断できないから、解いてみる。すると、最後の方になってこんがらがってなかなか解けず、その時はじめて「これはけっこう複雑な問題だな」とわかるわけです。

「時計を見なさい」とも言われましたが、私が集中力を注げるのは最大1つまで。
そもそも短い時間に集中的に何かをやることじたいが困難な中で、最大限の集中力を発揮して試験問題に臨んでいるのに、時計などに気を散らしてしまったら、かき集めた集中力がばらばらに散開してしまいます。

でも、今なら思います。
もっと細かい具体的なパターンを想定して、どんな問題を飛ばせば良いのかというリストを作っておけば、あの困難は解決したのではないか…と。

例えば、「もうちょっとがんばれば解けそうな気がする」は飛ばす、とか、計算メモがどのくらいの量になったら飛ばす、とか。
それを、頭の中で「気をつけよう」と思うだけではだめです。ちゃんと紙などに書いて表にしておく。そこまでして、やっと自分が実現できる形になってくる。

なんで周りにそういうこと教えてくれる大人が全くいなかったのかなあ、と思うのですが、きっと普通は「難しい問題は飛ばす」の一言で済むことなんですよね。

結局この「時間配分問題」は最後まで解決せず、上から順番に解いてもある程度の点数が取れるようになることで解決していたように思います。

現在の問題は、出かけるまでの準備の時間配分が上手くできないことです。
自分の中の「だいたいの目安」というものがかなり狂っているようで、1時間以上時間が足りないこともあれば、5分くらい微妙に足りなくてちょっと遅刻したり、1時間くらい余ったと思って、じゃあちょっとこの用事を済ませよう…などとしているとやっぱり遅刻してしまったり。
この間、NHKのバリバラという番組にでていた発達障害の人は、歯磨きとか着替えとか、支度の一つ一つにかかる時間を全部計測して、それを元に必要な時間を割り出しているとのことでした。
私もこれからそれを試してみよう、と思いました。

自分でこんな風に書きながら、発達障害者には、「普通はできること」ができないけれど、「普通」より手の混んだ、段階を多く踏んだやり方をすればできないわけではない、という場合のことも多いのではないかな、と思いました。
自分でも戸惑った時は、「段階を多く踏んだやり方」を心がけていくと、何とかなるかも、と思います。

診断が出てよかったな、と思うのは、「特別な方法をとってもいいんだ」と思えたことです。

べつに診断が出なくたって、誰がどんな方法をとって日常のいろんなことをこなしていってもいいと思うんですが、普通の人がやっているのと同じようにできなければならない、とどこかで思ってしまっていた気がします。
最初はできなくても、普通はだんだん慣れてできるようになってくるものだ、と言われると、そういうものか、と思ってほかの人と同じような方法で頑張ろうとしますが、それだといつまで経ってもできない。そしていつまで経ってもできない自分がいやになる。

もうその方法ではできないんだ、別の方法を探そう、とケリをつけられたのは、診断が出てすっきりしたことの一つだと思います。
僕が「自分は発達障害かもしれない」と思って、大人の発達障害を診断できる病院を訪ねたのが2011年の春頃。
思えばけっこう時間が経ってるんですが、今になってやっとはっきりとした診断名が出ました。
「ADHD」とのことです。

東京から千葉に引っ越した関係で、途中で病院を変わっているんですが、最初に行った東京の病院では、「アスペルガーというわけではないけれど、発達障害の傾向はある」と言われました。
今考えるとどうも、私はあそこでほとんどアスペルガー症候群の検査をしていたのではないか…と思うのですが…
聞かれたことも、「強いこだわりを持ってしまうことはないか」とか、アスペ診断っぽい質問だったような。

で、引っ越してから行った新しい病院も大人の発達障害をみれるとこを探して行ったんですが、東京の病院の紹介状を持って行ったので単に適応障害の患者としてしばらくは通っていて。
でも、「傾向はある」という曖昧な診断がどうにも苦しかったので、あるとき先生に、「アスペルガーではないと言われたんですが、自分ではADHDのような気がするんですが」と言いました。

それで渡されたのが、DSM―IVという診断表です。
こちらのサイトに内容が出ていました。

渡されたシートには、「子供の頃」と「現在」と両方チェックをつけるところがあって、まず自分で現在のところチェックしてみたら、不注意の項目

(a) 学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することができない、または不注意な過ちをおかす。
(b) 課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である。
(c) 直接話しかけられた時にしばしば聞いていないように見える。
(d) しばしば指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動または指示を理解できないためではなく)。
(e) 課題や活動を順序立てることがしばしば困難である。
(f) (学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う。
(g) (例えばおもちゃ、学校の宿題、鉛筆、本、道具など)課題や活動に必要なものをしばしばなくす。
(h) しばしば外からの刺激によって容易に注意をそらされる。
(i) しばしば毎日の活動を忘れてしまう。

の(c)と(d)以外がチェックが入りました。多動性の方にはチェックが入りませんでした。

子供の時のことは、自分ではわからないところも多いので、実家に帰った時に母親に聞いてみました。

この時がけっこう大変だったのですが・・・
まずADHDの診断をするということじたいに、「それがわかって何の意味があるの?」と抵抗されました。
あと、「欠点ばかり見るよりいいところを見たほうがいいと思うよ」とか言われたりして。
私、ADHDだったとしてそれが「欠点」という考えが、なぜかまったく浮かんでなかったので、ちょっと何言われてるかわからない~って感じで。
結局、「お医者さんに正しく知ってもらう必要があるから」っていう理由で納得させたんですが。

で、なんだかんだで「子供の頃」の方のチェックを母親と確認しながらつけていってみたら、不注意の方は全部チェックが入ったんですよね。やっぱり多動性は0だったんですが。
やー、さっきの抵抗はなんだったんだっていうw

この診断シートを病院に持って行ったところ、「ADHDっていうことになりますね」とあっさり言い渡されて、なんでこの言葉を聞くまでにこんなに時間がかかったのか、よくわからなくなりました…

まあでも、この診断でとても安心しました。
たぶん、とても困っていたんだなあ、と思います。
やらなきゃいけない物事を順序立てることや、時間を逆算することがあまりにもできなくて、昔からずっとできないのにどうしてもある程度までしか治らなくて、そのことに困り続けてきて、それがまだ努力で解決できると言われ続けるのはもう耐えられないところにきていたなあ、と思います。

これからは、なるべく自分の特性がそのままで生きられるような生き方をしてきたいなあ、と考えています。
病院では薬で不注意性を抑える方法もあると言われましたが、今はあまり処方に対して前向きではないです。
自分自身の苦しさを軽減するために薬が必要なら使ったらいいと思うんですが、非定型が定型に合わせるために薬を使うという形になってしまうのは、なんだかちょっと気が進みません。
まあとりあえず今は、診断が出て安心した、楽になった、という時点でいいんじゃないかと思っています。
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