3/23・BiSメジャーデビューアルバム「Brand-new idol Society」レコ発イベント『新生アイドル研究会 報告会DX』 @阿佐ヶ谷ロフトA に行って来ました。


BiSすごい!
これはアイドル新時代の一角となる!
BiS間違いない!

Brand-new idol SocietyBrand-new idol Society
(2011/03/23)
Bis、プー・ルイ 他

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↑なんとアマゾン在庫切れになっている…!
ということでHMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3970663


2010年9月に、〈ニューエイジロック・アイコン〉として好評を博していたプー・ルイが突然ソロ活動休止を宣言。そして彼女は「アイドルグループがやりたかった」と語る。
そこからプー・ルイ自ら審査員となってオーディションを行い、3人のメンバーが選ばれた。
…そんなちょっと変わった結成ドラマを持つBiS。


正直に申しますと、プー・ルイちゃんに関しては、名前は聞いてましたがさっぱりノーマークでした。
私自身がグループオタなこともあるし、「オシャレ音楽のアイコン」という謳い文句には、もう飽きてきたというのもある。
アイドルを音楽の良さだけでアピールする時期ももう過ぎた感も。

ソロ時代のプー・ルイのテーマは「透明少女」だったとか。
BiSを見てからこのフレーズを聞いた私は、ライブでのプーちゃんの印象とあまりにかけ離れた言葉でびっくりしました。

自らこのグループを始動させた、メンバーでありプロデューサーの1人とも解釈できるかもしれない彼女。
ステージ上では盛り上げ役として仕切ったり笑いを取ったり、下ネタも軽くこなし、おとぼけつつも堂々かつ大胆なキャラクターに見えました。

そもそもソロからグループを目指すというのが普通じゃない。
しかも、見たところグループになったことで自由になった感じがする。


アイドルグループという場所が、アイドル自身がクリエイティブになれる場所に変化している…


それは、BiSのキャッチフレーズである「自給自足」「DIY」という言葉にも現れている。


びっくりしたのは、出演するイベントのブッキングを、メンバーのUKことナカヤマユキコ自らが行っていること。
ライブではボーイッシュキャラで元気がよく、いじられ役といった感じだった。パワフルさが単なるキャラじゃなく、実際に仕事を取ってくる行動力って、すごい。


あとの2人もかなり個性的だ。


りなはむことヨコヤマリナは、童顔でふわふわした天然キャラ。この子が見ていて心配になるくらい究極どんくさい。
振り付けも1人だけリズムがずれてたり、忘れてたり、なんか動きが違ったり。
間違ってかなりの時間1人だけ別の振りをやり続け、曲が終わってマイクを向けると、ふわふわした声で「たのしかった!」と言ってのけた大物でもある。


しかし大物といえばやはり、のんちゃんことヒラノノゾミ。
ライブに行く前に公式サイトで見たアー写では「あまりアイドルっぽくない顔だな」という印象でしたが、実物は写真以上にアイドルっぽくなく、しかしめちゃくちゃ可愛かった。

口数も少なく見るからに大人しそうなんだけれど、目が離せない強烈な存在感。
オーディションでは「帰りたそうにしていて気になったから」選考に残ったらしい(笑)
こののんちゃんが眼鏡と文庫本という小道具を身に付けセンターで「語り」を披露する『ティーンネイジフレイバ』はたまらないけだるさとセンチメンタルを醸し出す。


曲のクオリティは驚くほど高い。
サウンドプロデューサーはプー・ルイのソロから引き続き、松隈ケンタ。
ヘビロテできる良曲揃いでサウンドもかなりこだわって作られている。

Autotune加工したケロケロ声だけれど、CDを聴くと、「いいんだろうか」と思ってしまうくらい(笑)生々しい。
多分、ほとんどのメンバーは歌があまりうまくない。その歪な感じがそのまま残されていて、逆に音楽的な魅力となっている。
たぶん街で流れていても、骨太のサウンドに妙に素人くさい女の子たちの声が乗ってるこれは、「なんだなんだ」と耳を引き付けるんじゃないかと思う。


振り付けも、「DIY」グループらしくメンバーが自分で考えているらしい。
これが結構本当にセンスいい!

難しいダンスではなく、あまり揃ってもいなくて(笑)ゆるーい感じなのだけど、映像として脳裏に焼き付くキャッチーさがある。
面白い動きでも、可愛いと感じさせる部分はしっかりある。



またプロの振付師ではなかなか思い付かないようなアイディアも加わる。
『パプリカ』の、ひたすら頭を激しく振り続けるのにはたまげた(笑)

…その上、この23日のライブは、ランダムに引いたトランプの数字順に曲を披露、しかも一度引いたカードも束に戻し、引いた曲は何度でもやる、全曲やり切るまでライブを続ける、というめちゃくちゃな企画だったのだが、
2回めに『パプリカ』を引き当てた時には「別バージョン」と称し、曲に合わせてラジオ体操!
そして2コーラスめからは、しれっと頭振りを開始してみせる。もちろん客は爆笑。


このバランス感覚は一体どこで身に付けたのか。振り付け含め、あまりにも見せ
方、客のノセ方がうまい。うまいというか、オイシイ。

客席に降りて客と一緒になってぐるぐる回ったかと思えば、今度は「オイデオイデ」とステージに客をどんどん上げて、一緒に踊ってしまう。
めちゃくちゃなんだけど、その光景は、そのままPVにしてもいいくらい面白かった。


ライブがそのままPVになりそう、というのはPerfumeを見て何度も思ったことがあったけれど、全然違う意味でBiSにそれを感じている。

いや、違う意味でなのかな…わからない。もしかしたら両者はサウンドのクオリティのことだけじゃなく、似ているのかも知れない。
Perfumeはアイドルの意味や価値観の変遷においてかなり重要な役割を果たし、今現在幅広い人気と興行成績を保ちながら、アイドル市場の中心からは離れてきている。

BiSもなんとなく、そういう存在になりそうな気がする。
彼女たちが成功すれば、必ずアイドルの歴史に大きな変化をもたらすだろう。
けれど、アイドル業界からは少しずつ軸がずれていくかもしれない。

でも私はそういう人たち好きだな。ジャンル分けの意味をひっくり返していくパワー。
BiSはBiSであればいい。


そして、奇跡を起こすために、出来るだけ長くその物語を続けていってほしい。





PVもなんか、普通じゃない(笑)
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田中優さん講演〈Ustアーカイブ〉


本当にわかりやすかったです。
何を注意したらいいのか、何を不安がらなくていいのか、何が本当の風評被害なのか。
何が、政府と電力会社の不正義なのか。

こちらも目からウロコでした。
田中優×小林武史 緊急会議(2) 「新しいエネルギーの未来」

〔ドイツは自然エネルギーを進めて、27万人の雇用を生み出している。〕

〔秋田県のMECAROというちいさな会社が作ったスパイラルマグナスという風車は、普通なら3本の羽が、5本付いているの。(…)それはゆっくり回るので、低周波も出ないし鳥がぶつかることもない。〕

〔東京電力が東京大学に委託して、犬吠埼に風力発電を建てたらどれだけ発電するかを調べたそうです。そうしたら出てきたデータが「東京電力がまかなっている電気が全部作れます」というものだった。(…)そうしたら東京電力は「そのデータは公表しないでください」と言った。〕

〔自然エネルギー。これは実は世界の中でも日本がトップの技術を持っている。その次にバッテリー。これも日本が世界でトップですよ。次は電気自動車。これも実は日本で開発されているものが、世界一効率がいいと言われている。あとはIT。これも日本が得意なジャンルじゃない。 で、もうひとつは省エネ。ここに関しても実は日本がいちばんなの。〕


ぜひ記事を読んで詳しい内容を知ってほしいと思います。
hoshikage.jpg


星のオトメ歌劇団
、最近ハマっております。なんですかこの人たち。面白いです。
なんでこんなに良いのかなあ、と見るたびに思ってます。

星のオトメ歌劇団、略して「ホシカゲ」。メンバーは合わせて13人、うち2人は活動休止中。
アイドルとしての音楽活動とともに、メンバー全員での舞台公演も行う、小劇団のような一面を持つグループです。
そしてて世間での呼び名(?)が「聴かせるアイドル」だそうです。


この「聴かせるアイドル」たる所以は、ここから主観を交えて語らせてもらいたいと思います。。。


ホシカゲの楽曲、特にその歌詞は、現在活躍するアイドルの中でも、最も特異なものなんじゃないでしょうか。というか異常と言ってもいいと思います。
今回のホシカゲベストの1曲目、『一万年の孤悲』も、冒頭から飛ばしてます。


忘れないあなたを 死んでくあなたを
輪廻をこえて僕は一万年の孤悲(こい)をする



この曲は、なぜか前世の記憶をもつ「僕」が、転生した「彼女」を輪廻をこえて愛し続け、「彼女」を探し旅をする、という壮大かつちょっとアブナイ感じのドラマになっております。
ホシカゲの楽曲はほぼ全てこういう、ファンタジーかつ重い(笑)ストーリー仕立てになっている。アルバム収録曲のタイトルだけ見ても、

1. 一万年の孤悲 2. 僕が好きなアリアの歌 3. ドリームトレイン 4. リトルサーカス 5. キミヘエキスプレス~地球最後の日~ 6. ベストセラー作家レオンの正体 7. 涙の海で抱き締めて 8. 買い物へ行こう 9. 怪盗セシルの例外 10. リリィの不思議な冒険

まあだいたい「なんじゃこりゃ」感が掴めるのではないかと思います。
今回、新曲としてアルバムに収録された「買い物へ行こう」も、タイトルを見て普通かと思いきや、


今日は誕生日 君が生まれた日
自転車こいで行く 花を買いに行く
君の目がもし見えたら
この青やピンクや黄を感じることできたかな

ラジオのニュース
空襲警報はもう隣町まで近づいていた


……なんと盲目設定と戦争設定の二本立てという、攻め攻めで参りました。
これでこそホシカゲです。


買い物へ行こうよ 怖がらないで
僕の手をしっかりと握ればいいさ
どうせ大事なものは目に見えない


「買い物へ行こう」という言葉にそんな重い意味が込められていたとは…

そして、曲はとても美しいメロディーのものばかりです。
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(2011/03/02)
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その美しいメロディーをしっかり聴かせるメンバーの歌唱力がまた、なかなかのものなんです。


どの曲も、マイクを持つのは2~4人で、あとのメンバーはダンス担当となるので、最初はセンターとサブがはっきりしたグループかと思いきや、曲によって毎回歌い手が変わる。
約半数のメンバーが、ソロでも十分いける、高い歌唱力。

おそらくソロデビューもしている渡部優衣さん、七瀬由紀子さんがツートップの実力だけれど、リーダーとサブリーダーの江里奈さん、小花さんが男役・女役に分かれて掛け合うのも魅力的だし、ルリさん、湯浅ひろみさん、麻日さんもそれぞれに個性があって聴かせる。

他のメンバーはあまり歌声を聴く機会が少ないのだけれど、3月末には「単独歌唱公演」を行うとのことで、ゆくゆくは全員がソロパートを持てるように成長していってくれたら面白いなあ、と思います。

センターが毎回変わるっていうのは、モー娘。も昔よくやっていたと思うけれど、センター以外はマイクも一切持たずにっていう完全な切り分けでこれをやるのは、いかにも「歌劇団」らしくて面白い。
歌い手が歌に集中して、しっかり聴かせる歌い方ができるし、いろんな歌声の個性が楽しめるのも魅力的。


まあしかし、言いたいこともいろいろありますよw

まずサウンドの薄さ!
なんでこんな良い詞と曲なのに、シンセ一台で作ったような音なの?アレンジじたいがセンスが酷いわけでもなくて、音がとにかくぺらぺらなんですよね…
新曲には少々改善の傾向も見られるんですが、それでもやっぱり薄いなあ。
曲を一手に引き受けている“Yusuke Takatani”さんという方が打ち込みが苦手なんでしょうか…。これはもうちょい何か対策を考えてほしいなあ。

そして、動画の少なさ。
ほんとにね、戦国アイドルはみんな動画を利用すべきですよ。特に、イベント・ライブの映像はがんがん流すべき。アイドルはライブ見ないと良さわかりませぬもの。動画でライブ映像見て、実際に見に行きたくなることって絶対あるから。
Perfumeのブレイクのきっかけだって動画だったし、その辺アイドルのプロデューサーはもっと敏感になるべき!

最後に、イベントもTシャツじゃなくて衣装で!
頑張って毎回洗濯して乾かして、衣装で出演してほしいです。(Doki☆やYGAはやってるし!)
似合う衣装を着てるか着てないかで、パフォーマンスの見栄えって大きく変わるから。
ホシカゲは、『涙の海で抱きしめて』以降のジャケ衣装がとても良い感じになったので、あれをぜひ毎回ちゃんと着て来てほしいなあ。


と、なんだかんだ言いながら、私はやっぱりあのウツでファンタジーな世界観をガールズグループが歌う感じに参っちゃってます。
「歌劇団」って最初聞いた時はイロモノっぽい名前かと思ったけれど、パフォーマンスを見ているうちに、本当にファンタジーなお話の中に出てくる「歌劇団」なのではないか、みたいな錯覚を抱きはじめた。
「錯覚」が好きなんだろうね、基本的に、私(笑)。Perfumeしかり、腐男塾しかり。

架空の歌劇団のいる世界へ連れてってくれる星のオトメ歌劇団。
まだまだマイナーだけど、もっといろんな人に注目されてもいいんじゃないか!?と私は思ってますよ~


数少ないライブ動画の1つ↓(ボーカル/渡部優衣・麻日)