あまちゃん人気、ほんとすごいっすね!
私も長年ファンをやってるWaTの小池徹平さん目当てで見始めて、すっかり毎朝の楽しみになっています。

しかし能年玲奈さん演じるヒロイン天野アキについて、ん?何だこのヒロインは?なんか変だぞ?と思ったので(けして悪い意味ではなく)、その興味深いヒロイン像についてちょっと軽い気持ちで書いてみよっかなーと。。

アキちゃんは当初、個性の乏しい、誰からも注目されない子…という設定。
ただそのアホっぷりは初期から発揮されます。
だいたいにして、地元のおばさんたちに懐いて方言まで真似して似非東北弁をしゃべるとか、小学生くらいならまだしも高校生で、普通だったら恥ずかしくて見てられない。
初期は地元の人の東北弁と区別がつきませんでしたが、だんだんと耳が慣れ、東北ネイティブの役者さんがやってるGMT小野寺ちゃんと比べると、全然イントネーションが違うことが私でも分かるようになりました。他の役者さんの発音も東北の方には違和感あるのかもしれませんが、アキちゃんは役として確実に発音の雑さを残してある感じがします。
しかし、それを北三陸の人たちは温かく受け入れます。なるほどこのキャラは、「アホで天然だけどピュアで真っ直ぐ」な主人公なのかなー、と最初は解釈しました。

しかし、見ているうちにだんだんと、アキちゃんの歪んだところが見えてきます。
ユイちゃんが「アイドルになりたい!」と宣言したとき、「バカなんだろうか」というアキちゃんの心情ナレーション(夏ばっぱvoice)が入ったところで私の中のピュアなヒロイン解釈は崩壊しました。
まあその直後にユイちゃんの夢の大きさに「かっけー!」と感動しているので、常識にとらわれた心の狭い人というわけではないようだし、大それた発言への驚きとしては一般的には妥当な反応かもしれない。けれど、そのセリフは完全に、アホさを補うだけのピュアネスを失っている。

それではこの主人公のいいところって一体どこなんだろう?しばらく私は謎に思っていました。
いくら能年ちゃんがキラキラの美少女でも、内面の魅力がない主人公で話を進めようというのは無理があります。

しかしだんだんと、アキちゃんは頼もしく強くなって、どの男性キャラよりもイケメンな発言も多くなっていきます。
内面は相変わらずアホで図々しいだけのキャラに見えるのに、この頼もしさは何なんだろう、と少し不思議に映ります。

でもこれこそが、アキちゃんの魅力なのだろう…と、ようやく私の中で辻褄が合ってきたのは、ドラマが震災後の展開に差し掛かってきてからです。

まるでタフさを集めて作った器。そこには人格すら存在しないようにも見えます。
その「タフさ」とは、積極的に突き進む強さではなく、頑丈さ、図太さというべきものです。
アキちゃんの言動は、普通なら許されない失礼や迷惑も全部許される。アキちゃんも、周りの人間がやりたいと思ってやることは、全部受け入れ、全部許す。
親の離婚でさえも、何とも思ってない風に「ママの好きにすればいい」と笑って言えてしまう。(最初私は、正宗さんが良いパパでないからなのかな…と思ってました)

結果アキちゃんはとても変な人なのに、無個性です。「いじめられるほどの個性もない」人というのは、実際のところまあまあ目立たないように上手くやっている人がほとんど。
一人も友達がいなくて、しかし他を寄せつけず個性を主張する一匹狼キャラでもなくて、いじられもからかわれもしない…というほど「無」な人は、実際にいたら逆に珍しいタイプの人なんじゃないかと思います。

そう考えるとアキちゃんの内面そのものには、やっぱり魅力というものは無いのかもしれない。
しかし、「魅力もなくただ失礼で迷惑なキャラクター」が受け入れられる、どこにいっても生き延びられるという、その頑丈さに心を救われている視聴者たちの姿が、そこにあるのではないでしょうか?

彼女は人格を持ったキャラクターというより、視聴者の代わりに様々なことを「許される」代行者なのかもしれません。
目立つこと、目立たないこと、行動すること、しないこと、変わること、変わらないこと。
そして東日本大震災で多かれ少なかれ心を乱した私たちが、ドラマを見てあの時の自分たちを思い出す時に、そんなアキちゃんの姿に大きな安堵を得るのではないか…と思ったりします。

さて、とうとうドラマは最終週ですね。
ユイアキエンドを期待する皆さん!最後まで希望を捨てずに見守ろうね!(結局それw)
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みんながハラハラして見守ってきたふみちゃんの恋、とうとう結末が明らかになりましたね。
というわけで、リンクの下はネタバレですよ。


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まあね、知ってたよ、前巻からわかってたよ私は!
あーちゃんがすでに落ちてるってことを!

いや、たぶんあーちゃんの恋愛感情のあり方というのは私にとても近くて、だから色々気持ちがわかる部分が多くて。
まー私にはふみちゃんのような人はまだ現れておりませんが、それでもあーちゃんよりは長く生きてきた分、そりゃもう始まってるよ!いっちゃってOKだよ!とか分かりすぎてもどかしいみたいな感じでしたわ…
だってあーちゃんみたいな積極的な恋愛感情薄いタイプ、「恋しよう」なんて意識を持たなくても勝手に胸がときめき出すことなんてことがそもそも存在しないタイプだったら、エッチも受け入れられてその後相手の顔が見たくてうずうずしちゃうだけでもう完全にスイッチ入ってますから。

だから不安は、あーちゃんが自分の気持ちに自信が持てなくてごめんなさいしちゃって壊れちゃってそのまま…というのだけだったんだよねー。
そのままで終わらなくて本当によかったヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
あのまま終わらなかったのは、やっぱり幼い頃からの二人の絆の成せる業なのでしょうか…。

あー私もああいう幼馴染いなかったっけな…?
あいつもありえねーし、あいつもありえねーし…ていうかみんなヘテロだよ!

もうほんとに私情だらけのただの感想だわ。おしまい。

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やばい全然ブログ書いてない。
もうちょこっとでもいいからちゃんと定期的に書きましょう自分。

生田いくじさんの『オス♂ブラ』…いくじさんって、あのいくじさんですよね?いや、同人誌でですね…

ともあれ、アホエロBLファンとして、この作品を今まで知らなかったことが恥ずかしいッス
メンズブラをテーマにしたBL。とんでもないアホっぷり堪能させていただきました…!

でも、「アホエロ」としてはエロがちょっと足りなかったかもなー。
もっと積極的に挿入自体を笑いにしても良いと思うなー!
メジャーで胸囲を測るプレイと見せかけて全く関係なく股間スパーンってやるとことかは素晴らしかったですね!

わたくし至って真面目です!内容は酷いですけど!真面目なアホエロBLファンです!

また商業誌で生田いくじさんのアホエロが読みたいな、と願っております。

あと、けしてメンズブラを着ける人が必ずしも変態というわけではないと思いますし、もちろんアホではけしてないですし、もっとひそやかに身につけていらっしゃる方がほとんどだと思いますので、この漫画を読んでそういう誤解はなさらぬようお願いしますね。