朝靄の中を駆けるとき
気づいた
私には足があったのだと

この目は最大の嘘をつき
この口は怒りの言葉を叫ぶ
この胸は速すぎる鼓動を刻み
この腕の力を振り絞ってすべてを引き裂く
全身の体液が揮発していくように
いま初めて生まれたかのように

あなたとしっかりと繋ぎあった
そのとき
気づいた
私には手があったのだと
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